〜遠征報告〜
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BASSIN' HEAVENより
“楽園への扉”を開いていただいたアングラーの釣行録です。
釣り人 : お住まい / お名前
釣り場 : 国 / 場所
期間  : 年 月 日〜 月 日
釣果&コメント  : 魚種 / 筆頭サイズ / 数 等

アングラー 群馬県 T.Yさん
フィールド メキシコ / レイク・エルサルト
期間 2007年12月7日〜13日
釣果
コメント
 11月初旬に思い立ち、バッシンヘブンさんに短い期間の中で手配していただき感謝しております。簡単な釣行記送らせていただきます。

〔タックル〕
ワーム:5inセンコー、7inキンクー、6inデスアダー、8inリザード 等々、個数にして
150個位。ハードルアー:クランク、スピナベ、ポッパー、ペンシル等々一通り。その
他:実績が高いと言われているストームの4inスイムベイト。
ロッド:ベイトM〜XH4本 スピニングML1本
ライン:ナイロン20lbと25lb フロロ16lb PE20lb(スピニング)と25lb

〔日本〜現地への移動〕
成田からノースウエスト航空15時発にてロサンゼルスへ:
出国時の検査等は何なくクリア。ロスでの入国審査では順番待ちでかなり待たされ(約1時間半位)、私の順番がきたのは現地時間7:30到着して9:00を回っていました。私自身は乗り継ぎということもあったのか、特に多くを聞かれることもなくすぐ通過できましたが、乗り継ぎまで時間の無い方は飛行機を降りたら走ってでも審査口に行ったほうがよいかもしれません。
アラスカ航空にてマサトランへ〜:
荷物の再預け入れについては、規定外なので航空会社カウンターまで持って行ってくれとの指示(そのほうが確実なので、個人的にはよかったが)。アラスカ航空のカウンターへ行き、ここも問題なく通過しマサトランへ。(ロッドバズーカを「これ何ですか?」と聞かれたのは成田だけでした。ロスやマサトランではアメリカ人がよく行くのでそんなに珍しくないんでしょう。実際マサトラン空港は行きも帰りもいっぱいいたし) 空港〜ロッジ:入国審査も済み、預け荷物が出てくるところでバズーカを見つけてスーツケースを待っていると、アメリカ人のオジサンが「フィッシング?」と聞いてきた。彼もエルサルトで釣りとのこと。私の荷物が先に出てきたので、また湖でということで、先に外に出た。到着口を出るとロンスピードの看板を持った人が寄ってきて予約の確認をし、やっと着いたのだとホッとした。「まだいるので少し待っていてくれ」とのこと。待っているとさっきのオジサンが一緒のツアーだった。車に行き約2時間でロッジ到着。着くと他にも客が4組(全員アメリカ人で2名が女性)、計6人がいた。全員明日から3日間の釣りとのこと。ロッジからの説明で二人で一艘に同船、ガイドは日替わりとのこと。ここで空港から同じだったオジサン(以後、オジサンではなく名前のマイクで。62歳でもう退役したが軍にいたとのこと。)と同船となることに決定。

〔釣り1日目〕
5時に起床し朝食後6時いよいよ出船。まずは10分位走り立木の絡む岬のエリアに入りトップ系で流すがバイトがあるものの釣れず、入り組んだワンドに入りストレートワームのノーシンカーにて初バスゲット。数匹追加し別のワンドへ移動、どうも浅い感じだったのでジャークベイトで流すと連続ヒット、ここで5lbを釣る。1日目この後はこれ以上は釣れず1日目は終了、マイクと二人で82匹。最大は私の5lb。

〔釣り2日目〕
やはり朝一トップにて開始、ポッパーにて数匹ゲット。その後、数は釣れるがサイズがなかなか上がらず夕方になる。まだトップには早いかな?というタイミングだったのでジャークベイトで数匹釣っていると、ガイドが私のタックルボックスを見て「これ使ってみなよ」とジャイアントドッグXをセレクト。私はジャークベイトで釣れていたので「もう数投してから」と言うと「これあんまり好きじゃない?」と言ってきたので「そんなことない」と言って、今までそんなにルアーセレクトについて口出ししてこなかったのに奨めてきたのだから替えてみようとルアーチェンジ。するとこれが大当たりで数匹ゲット後、ボコッという音と共に強烈なバイトで結局今回の最大サイズとなる6lbゲット〈写真1〉。やはりガイドの言うことは聞くべきだと改めて思った。数:二人で87匹 最大は私の6lb。

〔釣り3日目〕
いよいよ最終日。マイクとビッグワンを誓い合い出船。朝一はやはりポッパーにて数匹釣るもデカいのは釣れない。午前中も終了近くになり岩盤エリアに入り流していくとマイクにヒット、少しファイトしているとマイクが「メイビー、ビッグ」というので、すかさず私はネットを構えた。すると、水中に今までとは比べものにならないサイズが…数回下に潜られたが何とかネットイン。量ると8lbハーフ!〈写真2〉
その後は無論それ以上のサイズは出ることなく終了。数:二人で75匹 サイズ:マイクの8lbハーフ


〔帰路〕
帰りもマイクと同じ飛行機のため、空港まで一緒に行くが席が離れていたため搭乗口で別れる。ロス到着後、ヒルトンホテル泊のためシャトル出発場所を探すが分からずウロウロし、やっと発見しホテルへ。翌日空港へ行き成田へ、無事到着し釣行終了しました。

〔感想〕
タックル:8lb以上のビッグが釣れなかったので何とも言えませんが、メキシコだからといってそんなに特別なルアーは必要ないと思います。カラーもワームはウォーターメロン系、グリパン系で成立すると思います。ワームの消耗についても、熱圧縮チューブを使えば相当減らせます。根掛ってもガイドは外すのがうまいので根掛りによるロストはほとんどありません。ハードルアーは交換用のフックを持っていったほうがよい、特に通常の日本製プラグに付いているものは確実に伸ばされます。 ラインは持っていったもので大丈夫でした。マイクは全てPEラインを使用しルアーを結んだ後、ライン先端50cm位を黒ペンで目立たなくするよう塗っていました。ロッドもとくに問題ありませんでした。
現地では、朝と昼の気温の寒暖の差が激しいので、今回、朝は日本出発と同じ格好(薄手のダウンジャケ+トレーナー+Tシャツ、昼間はTシャツでちょうどいい感じでしたので11月〜3月頃で行かれる方は参考までに。雨は降りませんでしたが、帰りマサトランで会ったアメリカ人が「昨日コメデーロは激しく降った」と言っていました。

〔釣り〕
ガイドの言うことは聞きましょう。結局私もマイクもガイド指示のもので最大サイズを釣っています。彼らは、根掛りを外すのも、魚を外すのもうまいです。なるべく任せるようにしたほうがよいでしょう。ついでに釣りもうまいです、二人が釣れていないタイミングでチョロッて投げて釣ってました。

〔その他〕
再三デカいのが釣れないと書いてしまいましたが、あくまで現地のレベルでの話で1〜3lbなら無数に釣れます(これは日本では琵琶湖等でよっぽどハマったとき位しか有り得ないでしょう)、途中から3lbクラスではドキドキしなくなります。
特に単独の場合は英語ぐらいはできたほうがよい。ロスの乗り継ぎからは日本語は全く通じません。釣りの最中は案外普段使っている釣り用語が割りと英語が多いので何とか大丈夫でしたが、夕食後のまったりタイムにゲストでテラスで喋ったりしていたのですが、半分以上理解できなかった。まぁ海外に行く度に思うことなのですが…
私は釣行までの準備期間が短かった(正味1ヶ月なかったのでは)、2ヶ月位はあったほうがよい。
最後にこんな短い日程の中で手配いただいたバッシンヘブンさんに非常に感謝しております、是非またよろしくお願い致します!



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