〜遠征報告〜
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レイクエルサルト・トリップ 7日間

アングラー 名古屋/吉田様
フィールド メキシコ / レイク・エルサルト
期間 2013/GW 7日間

「レイクエルサルト・トリップ 7日間」に参加して
メキシコは素晴らしかった…

以前よりメキシコのバスフィッシングに関心を持っていたものの、気持ちのどこかで「実現しない夢…」というのがあって、ほぼあきらめ状態だったのでしたが…。
しかし年々釣行機会が減っていくなかで、昨年末に友人のN君へメールで相談。すると「行く気満々!」との即返事があり、早速HPで調査を開始しました。
いくつかの海外釣りサイトに連絡をとりましたが、メキシコへの旅、しかも釣り目的ということで、飛行ルートの選択をはじめ、航空券や現地ロッジ・ガイドの手配、乗り継ぎ…等々、不安だらけ…。特にロッドの搬送が心配でした。やはりせっかく気合いを入れて釣りをするわけですから、普段使い慣れたマイロッドで挑みたいものです。

調査しているうち、BASSHIN’HEVENさんのスタッフ同行ツアーを知り、このプランなら不安のほとんどが解消、ロッドもまとめて運んでくれるとのことで、一気に現実味が高まりました。また、スタッフ小松氏の丁寧な対応にすごく好感が持て、メールのやりとりのなかで信頼感が得られたのも、この旅行の実現に大きな後押しとなりました。
GWの釣行でしたが早い時期から相談したおかげで、我々の希望に沿った同行プランを提案いただき、1月終わりには正式申し込みを済ませました。結果的に思ったほどの高額にもならず、ラッキーだったと思います。


(1日目)
いよいよ待ちに待った当日、いざ成田空港へ。
私は名古屋から新幹線?成田エクスプレスを乗り継いで、成田空港へ行きましたが、ロッドをすでにBASSHIN’HEVENさんへ送っていたため、非常にラクに行くことができました。
マレーシア空港カウンター近くで、友人のN君と小松氏、また千葉県から参加のB氏とも合流です。

今回の行程は、まずマレーシア航空でロサンゼルスまで行き、ロスで1泊、翌日はロス?アエロメヒコ航空でエルモシージョ経由、マサトラン着というルート。この移動が私にとってはまず第1の難関です。各国の入国審査や荷物の受け渡し、それからロスまでの長い移動時間、果たして耐えられるか…。
マレーシア航空は足下スペースに少し余裕が感じられ、想像していたより快適、苦痛になる前に無事ロサンゼルス空港へ到着。…ただ睡眠は全くとれませんでした。


 ロサンゼルス空港で、別便で来られた長野県から参加のK氏と合流。全メンバーが揃ったところで、この日のロスでの目玉である「バスプロショップ」へGO。

 飛行機着陸後、機内で待たされた影響で時間が押してしまいましたが、何とか暗くなる前に「バスプロショップ」へ到着。各自がエルサルトの釣りを想像しながら、日本ではなかなか手に入らない8リザードや7フルークなど最終準備となるショッピングを行いました。仲間の一人についてはまさかの魚探購入?何やら、日本で買うよりよほど安いらしい…。

 はじめてのバスプロショップは、その規模に圧巻…。釣具店をはるかに超えた巨大アウトドアショップで、釣具の他にも、ファッションや玩具、飲食店、ハンティング用のガンまで販売しています。1日いても飽きないと思うほど、素晴らしいお店でした。釣行前にバスプロショップに行ったことで、ワクワク感がより一層高まりました。(^^)v

 食事はバスプロショップ近くのハンバーガーショップ「IN・N・OUT BERGER」で。オーダーに手間取りながらでしたが、出てきたハンバーガーめちゃ美味い。地元で人気のハンバーガー屋だけあってやっぱり本場は違います!

(2日目)
ロスのホテル近くのこれまたハンバーガーショップで朝食。やはり美味しいです。こんなのばかりだとそりゃ太る!
シャトルバスで空港へ。アエロメヒコ航空の搭乗手続きを自動チェックイン機でやろうとするが、故障なのかうまくいかず。係員にやってもらうのだが、2名分のみで、あとはカウンターへ。
アエロメヒコ航空では飛行機が小さいからか、ロッドがオーバーサイズとのことで課金をとられる。とられない場合もあるらしいが、担当によって異なるとのこと。まぁ仕方なし。あとは無事届いてくれと願うこととします。

空路エルモシージョへ。ここで入国審査。いきなりのスペイン語でアメリカ入国以上に意味不明?ですが、何とか通過し、しばしの待ち時間のうえマサトランへ。
いよいよマサトランに到着。いよいよ来たか…って感じです。もう日は暮れ、あたりは暗い。少し蒸し暑い感じ。荷物、バズーカを無事に受け取り空港出口へ。ここでエルサルトロッジ支配人のスィギス氏と対面。満面の笑みで迎えてくれました。
荷物を車に乗せ、エルサルトへ向かっていざスタート。
快調に…と思った矢先、「ウー」のサイレン音…。どうやらアジア人が乗り込んだ車両が警察の目にとまったようで、支配人と運転手が事情聴取され、我々は車でしばしスタンバイ。パスポートの提示をさせられましたが、ほどなく解放される。大丈夫と思いながらもここは異国の地。少し不安ではありましたが、何ともなく済んでひとまずほっと…。

気をとりなおして再スタート。しばらくしてから、スィギス氏から「お腹は減ってないか?」とのこと。そういえば、今日は朝食以降まともなものを食べてないのに気付き、道中のタコス屋さんに連れていってもらう。これが日本でいえば屋台みたいな感じで、まず地元の人しか利用しない雰囲気。まわりには暴走族風の若者が走りまくる少々怪しげなところではありましたが、はじめて食べる本場のタコスと怪しげなクェル?とか言う鳥類の焼き物は見かけによらず?美味でした。ここは地元人の案内がないととても行けないお店です。連れていってくれたスィギス氏に感謝です。


そんなこんなでエルサルトロッジに到着したのは、22時をまわっていました。早速、ロッドケースから各自のロッドをばらし、部屋のなかでリグります。さぁて、明日の朝一はトップかなぁ…、なーんてイメージしながら…。


(3日目)
釣り1日目です。朝5時にロッジスタッフのノックで目覚め、コーヒーと自家製オレンジジュースをいただきます。昨日もほとんど寝られず、あくびをしながら食堂へ。シリアスとスクランブルエッグなどの食事をいただき、まだ夜明け前のレイクエルサルトへ。
ようやく目の前に夢のエルサルトが現れました!徐々に明るくなってくる風景はまさに感動的です。

 初日のガイドはクリスティン。
初めて案内されたポイントで「トップ」の指示。おおっと、のぞむところじゃないですか!

 ポッパーを3投目したころにガバッと水波があがるものらず…。しかし、あと数投したときにがっちりフッキングが決まり、メキシコでの記念すべきファーストバスをキャッチしました。35cm程度でしたが無茶苦茶嬉しい。

その後、4〜5匹釣ったあとにちょっとデカイのがかかり…、うーん重い!今まで味わったことのないファイト!あがってきたのは55cmでした。なんと初日の午前中に早速マイレコードを更新。あとバイブレーションでもう1匹55cmを追加し午前中を終了。



ロッジに戻ると冷たいマルガリータでお出迎えです。これがまた旨すぎる!

シィエスタをはさんで午後はディープクランク指令。
いきなり午後一、そのディープクランクで56cm!その後もクランクで爆発します。結果、初日は50アップ3本を含む総数25匹ほどで終了です。

仲間内では、初日でいきなり10ポンドオーバーをゲット!夕食時に盛り上がります。



(4日目)
昨日は一日釣りをしたせいか、ようやく熟睡でき、すっきりしてロッジを出発。朝一のトップは全く反応せず、リザードテキサスやフルークで挑みます。今日も50cm前半くらいがコンスタントに釣れる。しかし、こっちのバスはよく引くぅ?。腕筋、胸筋、エビ反り?フル回転!

昨日のガイドもそうだったが、こちらのガイドは何しろ根がかりの回収がうまい。職人技でほぼ100%の確率で回収してくれます。相当助けられました。

午後は昨日同様「クランク道場」!(鬼のように巻きまくるので仲間内でそう呼んでいました笑)
サイズは50アップ前半止まりでしたが、同船者とのダブルヒット多数で最高に楽しい釣りをしました。楽しすぎます。


ただ、シェスタを終えたあと、マイタックルに異変…。ほんの2時間程度でしたが炎天下の下に置いておいたため、多くのルアーが膨張、塗装は割れ、中に水が入る始末。なんと計14個のルアーが使い物にならなくなりました。オーマイゴッド…。
恐るべしメキシコの日差し…。
それでも今日の釣果は50アップ5本ほどを含む、計20本程度。


夕焼けが幻想的なレイクエルサルト…


(5日目)
もう釣り最終日…。
今日もクリスティンの指示で、朝一はトップと思いきや? ん、センコー指示。
ええっと思ったが、センコーは得意中の得意…のはずが、しかし反応なし。
その後、定番のリザード、フルークを投入するももうひとつ。今日はダメな日か?最終日のなのに…。そこでクランクにようやくヒット。でも、サイズが上がらない。またバイトも続かない…。
どうもレンジが少し外れているよう。もうワンランクディープレンジのクランクがあれば…。
クリスティンが昨日太陽にやられたディープクランクを眺めてます。悔やまれる?。

最終日午後のファイナルステージ
リザード、フルークで数匹釣れるが、続かず…。
おまけにテキサス用メタニウムXTのハンドルが壊れ、ロッドが1本減ることに。ルアーは激減、ロッドも1本使えずで厳しい状況に追い込まれてしまいました。それでも最後の奇跡にかけ、キャストを繰り返すが…、無情にも陽が暮れフィニッシュ。
あー終わった…。

最終日は計10本程度。

最後の夕食は豪華にステーキ!
エルサルトロッジの皆さんに感謝をして、最後の夜もおしまいです。

目標の60アップは釣れなかったのですが、レイクエルサルトのポテンシャルはやはりすごかった。何しろ、20lbが切られる、フックが伸びる…信じられない。これぞバスフィッシングというものを堪能しました。


8リザード、7フルーク、6センコーがエルサルトでの神器らしいですが、もちろんたしかによく釣れましたが、今回のツアーにかぎってのベストヒットルアーは何といってもディープクランクではなかったでしょうか。すっかり得意ルアーになったと勘違いしてしまいそうです。まぁ日本ではこうはいかないのでしょうが。
小松氏から、最初もう1日多い日程を提案いただきましたが、仕事の都合もあり3日間釣行しました。もし余裕があるのなら、絶対もう1日(いやあと2日?)欲しいところですね。


いろいろ言い出したらキリがありませんが、次回はこのような心残りがないよう十分気を付けたいと思っています。(笑)最後にこのような贅沢な旅行を実現させてくれた家族や会社の上司・同僚、また現地で素晴らしいサポートをしてくれたロッジスタッフの皆さん(ホントよく働く)、一緒に夢を体験したツアー参加者の同志、そして最初から最後まで大変お世話になった小松氏に心から感謝申し上げます。グラシィアス!また会いましょう!




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