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この今川焼風ルアーは、2017年アルゼンチンにドラード遠征に行って構想が生まれた。そこで同行者だった猛者アングラーの方に、「ラパラのグライディンラップ(現トゥイッチンラップ)というルアーがアカメで効くのだが、あいにく廃盤で売ってないのでせっかくルアー制作してるなら作ってみれば?」と提案を聞き、いずれ狙う事になるであろうアカメが釣れるならば・・・と、KJベイツでグラインド系ルアーの構想をはじめた。
2018年出来上がった試作の段階から、バスフィッシングに於いては連続トゥイッチの使い方で、ギル食いのバスが異常な執着を見せてくれ好感触を得ていた。さらに内部素材を何度も改め、現在の形に行きついた。
ターゲットが、体高のあるベイトを食っている時には滅法強く、タイのピラルクやバラマンディの釣り堀ではティラピアに早変わりし、シーバスやアカメに於いてはコノシロ、ボラに化けてくれる。特に干満の差が出る流れのある川でのストリームフィッシングでは、ジャーキンフリーとグライディンを動きの質で使い分ける事で釣果に結びつく。流れている時はジャーキンフリー、そして潮止まり寸前の流れがゆるくなってきたタイミングではグライディンを流れに乗せて欲しい。 |